
2025年は、金だけでなくプラチナ価格が大きく動いた年でした。ニュースなどでも、プラチナが金を上回る上昇率といった話題を目にすることが増え、貴金属投資に改めて注目が集まっています。
そんな中、楽天投信からゴールドとプラチナの新しい投資信託が発表されました。どちらもNISA成長投資枠の対象なので、個人投資家にとって選択肢が増える内容です。
公式PDFはこちらです。
楽天投信 お知らせPDF
今回発表された楽天投信の新ファンド概要
楽天 プラチナ 為替ヘッジなし
プラチナ価格の値動きを取りに行く設計です。金よりも値動きが大きくなりやすいので、リターンもリスクもはっきりしたタイプと言えます。
楽天 ゴールド 為替ヘッジあり と 為替ヘッジなし
- 金価格に連動するETFなどを通じて運用
- 為替ヘッジあり と なし を選べる
- NISA成長投資枠の対象
ゴールドは為替ヘッジの有無を選べるのがポイントです。為替のブレを減らしたい人はヘッジあり、円安も取り込みたい人はヘッジなしが候補になります。
信託報酬を比較してみる
投資信託を選ぶうえで大事なのが信託報酬です。今回の新ファンドは、ゴールドは低コスト、プラチナはやや高めという差があります。
既存のゴールドファンドとコスト水準は同じ
実は、私が以前書いたゴールドファンドの記事で紹介した商品も、信託報酬は年0.2925パーセントです。楽天のゴールドファンドと同じ水準なので、コスト面だけで見ると大きな優劣はつきにくい印象です。
参考記事はこちら。
それでもプラチナ投信を試したくなる理由
今回、私が気になったのはプラチナです。理由はシンプルで、金とは違う値動きが期待できるからです。
- プラチナは工業用途の比重が大きく、景気や需要の影響を受けやすい
- 供給が限られていて、需給で価格が動きやすい
- 金だけのポートフォリオに、分散の一手として入れられる
信託報酬はゴールドより高めですが、少額で分散目的として試すならアリだと思います。
為替ヘッジあり と なし の考え方
為替ヘッジありは、為替の影響を抑えて金そのものの値動きを中心に取りに行くイメージです。為替ヘッジなしは、金の値動きに加えて円安メリットも狙える可能性があります。
どちらが正解というより、投資スタイルの違いです。為替の変動で資産がブレるのが苦手ならヘッジあり、長期で円安も含めて取り込みたいならヘッジなしが候補になります。
ゴールド投信 と プラチナ投信 どんな人に向いているか
ゴールド投信が向いている人
- 長期で安定的に持ちたい
- 低コストを重視したい
- 資産の守りを厚くしたい
プラチナ投信が向いている人
- 値動きのある資産も取り入れたい
- 金以外の貴金属にも分散したい
- NISA成長投資枠で新しい選択肢を試したい
まとめ ゴールドは王道 プラチナは分散の一手
今回の楽天投信の新ファンドは、ゴールドは王道で安定、プラチナは分散とスパイスという位置づけに見えます。
すでにゴールド投信を持っている人でも、プラチナを少額から試すという使い方はアリです。NISA成長投資枠の選択肢が増えたという意味でも、今回の新ファンドはチェックしておいて損はないと思います。

